2012年10月14日日曜日

最後まで犬といっしょに2


前回、COCO湘南台訪問のお話をしたけれど、

今回は、なぜ、私が、高齢者のペット飼育に関心を持ったかということで・・・

もしお時間あれば、お付き合いくださいませ。

 

えっと、それはもう5年以上前になるのかな?イヴを連れて初めてドライブに行った時のこと。

ドライヴインで休憩し、お茶を飲んでいる時、品のいいおばあさんが近づいてきた。
 
「かわいい、かわいい。」とイヴの頭をなでてくれ、イヴも喜んでしっぽふりふりだったが、・・・
 
そのうち、
 
「私も犬を飼っていたけど、かわいそうなことをした。」と話し始め・・・
 
 
そして、その話からわかったのは、ホームに入ることになったが、ホームでは犬を飼えないので、保健所に連れていった(処分?)という事実だった。

かわいがっていた犬を?年をとったら犬は飼えない??

それまで、あまり考えたことがなかったテーマだった。
そうか、そんなことがあるんだ。
かなりショックだった。
 
そのうち、動物愛護センターに持ち込まれる犬猫の飼育放棄の理由に、こんなことが増えているというのも聞くようになった。
高齢で飼えないとか、亡くなった高齢者のペット飼育を家族が放棄したとか、ペット飼育できない施設への引っ越しでやむなくとか・・・。

また、反対に、犬が好きだからこそ、年とったらあきらめるという話も聞く。

犬といっしょにいるのは当たり前の幸せになっている自分、
だけど、いつかは直面する問題。
難しいのはわかっているけど、何とか、いい方法をさがしたいー
というわけで、犬猫といっしょに暮らせる住まい方ヒントをさがしに出かけることにしたわけです。

実は、私は、今年、2回目の花の??女子大生?!として、立教セカンドステージ大学へ通い始めたのだが、
そこで自分のテーマを決めて、修了レポートを書くということになっており、
それならば自分の好きな犬をテーマにしよう!と決めたのです。

(これを言うのはかなり恥ずかしかったぁー)

でも、こうやって出かけてみると、犬猫といっしょに暮らすことをあきらめない人たちに会えて、
とっても楽しい!元気出る!!

犬や猫をパートナーにして暮らすということは、自分の生活スタイルを貫くということでもあるわけで、
どんな工夫しているんだろうと興味しんしん。

夏は、テレビでも話題になった「猫付きマンション」オーナーを訪問した。
 
 
 
猫を保護しているNPOと提携し、保護猫を入居中飼える、猫のケア相談には24時間NPOが受けるという画期的なマンション。(猫とよい関係になれば、正式な飼い主にもなれる)
映画の美術セットを本業としているオーナー(ウルトラマンのセットも世手がけている!)のバイタリティーあふれるお話と苦労を聞いた。
 
また、そこで、偶然、出会った、人とペットのケア付き高齢者グループホームの建築を計画している住宅設計会社の代表の方の話も面白かった。
図面を見て、「私も最後はこういうところに入りたいです。」と言ったくらいに。
 
何しろ、人の介護とペットの看護の両方の資格を持った人をもう採用しているとのこと。
ペットガーデンもあるし、入居者が車いすになっても、付き添って、一緒にペットを散歩させるという。
入居者が亡くなっても、残されたペットは、ホームのペットとして、最後まで見るという。
 
住宅設計会社の代表の方はお坊さんでもある。会社は青山だけど、家はお寺で、茨城に土地があり、そこが、ホーム建設地。すぐそばに、墓地もあるのはできすぎ??

とにかく、犬猫を愛する人たちは、みんな面白い。
 
特に、まだ、だれもやっていないことをやろうとする人たちはすごい。

そんな人たちにまた出会えるのが、楽しみだ!!

 
←もこもこイヴ&ぷりん
 

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