空を見るとすっかり秋の雲になっていた。
3連休初日の10月6日のことを書こうとしていたが、あっと言う間に1週間。早いね。
この日、青山ではDog Shelterの里親会だった。
あいにく私は用があっていけなかったのだけど、いいご縁もあったようで、よかったー。
♡トイプードル、ローラちゃんトライアルの報告。
♡かわいい!かわいすぎる!!与論島から来た子たちもお話進みそう?
また、幸せになる子が増えていくのを聞くのは本当にうれしい!
さて、この日、
私はというと、藤沢にあるCOCO湘南台というグループリビングに見学に行ったのです。
最後まで自分らしく生活したいという高齢者10人で住むという住宅。「自立」と「共生」をキーワードとし、各自が自分のペースで生活する。
だから、ペットを飼うのも自由だということだ。
以前見た雑誌には、COCO湘南台で、犬も人ものびのびとしている姿が写っていた。
わあ、いいなあ・・・・・。年とっても、こんな風に暮らせたらいいなあと雑誌を眺めていたのだけど・・・
こういう生活は当たり前??・・・ではないのが、現実のよう。
だったら、ここでは、どうしてそれが可能なのかなと知りたくて、公開日があると聞いて申し込んでいた。
COCOちゃんお出迎え!
COCO湘南台には、湘南台駅から15分ほど歩いていった。住宅街の中のちょっと大きな家という感じで、施設っぽくなく溶け込んでいる。
玄関開けると、お出迎えしてくれたのが、シーズーのCOCOちゃん。近寄ってきて、かわいくあいさつしてくれた。(残念ながら中では写真NGなのでCOCOちゃんの写真がない。)
そして、ココちゃん、ココちゃんと言って、奥から現れた品のよいご婦人が、COCO湘南を一から創った理事長の西條節子さんだった。後で、わかったのだけど。
御年84歳、物腰はとっても柔らかいのだけど、お話も芯が通っていてすてきだった。
COCOちゃんは、西條さんの愛犬で、西條さんのお部屋と住宅の共有スペースをどこでも自由に歩き回っている。
他人が決めた決まり事に自分を合わせるのではなく、入居する自分たちがルールを話し合って決める。というスタイル。
それをNPOがサポートする形で、運営している。当たり前のようで、なかなか実現できているところは少ないが、その成功の鍵は、「自分らしく暮らしたい」という強い気持ちだと感じた。月13万7千円で生活できるよう、知恵を出して、工夫もしている。
COCO湘南ができて13年、その間にこの家で4人の方が看取られて最期を迎えたそうだ。
西條さんは特別にご自分の部屋を見せてくださったのだけど、とても自然に、だれかのお宅を訪ねた時のようだった。言ってみれば、血のつながらない10人の家族。けんかもたまにはあったけどね、それも話し合ったし、楽しいですよとおっしゃる。
最後に、コーディネーターをしている方に、飼い主さんにもしものことがあった時、飼っているペットはどうするんですか?とうかがったところ、それは、みんなで見るから、心配したことないですねーと、ごく当たり前のことのように答えてくださった。
同じような、こういうグループリビングを創りたいという人たちが全国から見学にも来て、少しずつ増えてもいるようだ。
自分のしたいことをあきらめない!!心を強くして、COCO湘南台から帰ったのだった。。
☆COCO湘南台について詳しく知りたい方は、→HPは
今回は、ちょっと真面目にレポートでしたー。(つづく)