2012年10月14日日曜日

最後まで犬といっしょーCOCO湘南台


空を見るとすっかり秋の雲になっていた。

3連休初日の106日のことを書こうとしていたが、あっと言う間に1週間。早いね。

この日、青山ではDog Shelterの里親会だった。
あいにく私は用があっていけなかったのだけど、いいご縁もあったようで、よかったー。
 
♡トイプードル、ローラちゃんトライアルの報告。
 
♡かわいい!かわいすぎる!!与論島から来た子たちもお話進みそう?
また、幸せになる子が増えていくのを聞くのは本当にうれしい!

 
さて、この日、

私はというと、藤沢にあるCOCO湘南台というグループリビングに見学に行ったのです。

最後まで自分らしく生活したいという高齢者10人で住むという住宅。「自立」と「共生」をキーワードとし、各自が自分のペースで生活する。

だから、ペットを飼うのも自由だということだ。

以前見た雑誌には、COCO湘南台で、犬も人ものびのびとしている姿が写っていた。

わあ、いいなあ・・・・・。年とっても、こんな風に暮らせたらいいなあと雑誌を眺めていたのだけど・・・

こういう生活は当たり前??・・・ではないのが、現実のよう。

だったら、ここでは、どうしてそれが可能なのかなと知りたくて、公開日があると聞いて申し込んでいた。

 

COCOちゃんお出迎え!

COCO湘南台には、湘南台駅から15分ほど歩いていった。住宅街の中のちょっと大きな家という感じで、施設っぽくなく溶け込んでいる。

玄関開けると、お出迎えしてくれたのが、シーズーのCOCOちゃん。近寄ってきて、かわいくあいさつしてくれた。(残念ながら中では写真NGなのでCOCOちゃんの写真がない。)
 
そして、ココちゃん、ココちゃんと言って、奥から現れた品のよいご婦人が、COCO湘南を一から創った理事長の西條節子さんだった。後で、わかったのだけど。
 
御年84歳、物腰はとっても柔らかいのだけど、お話も芯が通っていてすてきだった。
COCOちゃんは、西條さんの愛犬で、西條さんのお部屋と住宅の共有スペースをどこでも自由に歩き回っている。

他人が決めた決まり事に自分を合わせるのではなく、入居する自分たちがルールを話し合って決める。というスタイル。
それをNPOがサポートする形で、運営している。当たり前のようで、なかなか実現できているところは少ないが、その成功の鍵は、「自分らしく暮らしたい」という強い気持ちだと感じた。月13万7千円で生活できるよう、知恵を出して、工夫もしている。
COCO湘南ができて13年、その間にこの家で4人の方が看取られて最期を迎えたそうだ。

西條さんは特別にご自分の部屋を見せてくださったのだけど、とても自然に、だれかのお宅を訪ねた時のようだった。言ってみれば、血のつながらない10人の家族。けんかもたまにはあったけどね、それも話し合ったし、楽しいですよとおっしゃる。

最後に、コーディネーターをしている方に、飼い主さんにもしものことがあった時、飼っているペットはどうするんですか?とうかがったところ、それは、みんなで見るから、心配したことないですねーと、ごく当たり前のことのように答えてくださった。

同じような、こういうグループリビングを創りたいという人たちが全国から見学にも来て、少しずつ増えてもいるようだ。

自分のしたいことをあきらめない!!心を強くして、COCO湘南台から帰ったのだった。。

☆COCO湘南台について詳しく知りたい方は、→HPは


 

今回は、ちょっと真面目にレポートでしたー。(つづく)

 

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