2012年9月24日月曜日

犬と歩けば?変わったもの


犬を飼い始めた人の生活で一番変わるのは、生活時間帯だろう。朝が早くなる。

私の場合、子犬のイヴがやってきたころ、仕事先に行くために家を出るのは7時前。その前に散歩し、自分も犬も朝ごはんを食べなくてはいけない。
 

だから、どうしても、起床は5時過ぎ。
これがつらい。つらかった・・・

特に、私は、朝は弱かったのだ。
大体いつも寝起きは半分しか目が開かない。コーヒー2.3杯飲んでやっと始動する。

 


 
ところが、子犬は待ってくれない。
 
雨にも負けず、風にも負けず・・・
 
毎朝散歩をしないといけない。それに、あっちをクンクン、こっちをクンクンまっすぐなんか歩いてくれない。

しかたなく、時々立ち止まって、いつも、犬といっしょに風景を眺めていたのだけれど、

あれ?って、小さな自然の変化に気づくようになった。そして、朝も、ぱっと目が覚めるようになった。
それは、それまで○十年の間、覚えがない画期的なことだったんである!

(単に、あなたもそういう年になっただけじゃないの?という声も聞こえてはくるが・・・)

 

でも、そうやって、いっしょに歩いていると、だんだん、自分がのびやかに、素のままになっていくのを感じる。
都会の中でも小さな自然を味わって、すれちがう人とあいさつしたり、気楽に話したり、時には公園で話しこんだり。

犬連れで話している相手の人も、もしかすると会社では見せない笑顔をしているのかもしれない。
私も、笑顔でいられる時間が増えたと思う。

この開放感は犬が教えてくれたことだ。なにげない生活が本当はこんなに楽しかったんだと。

だから、

今日も私は、いそいそと散歩に出かけている。

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